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スキー場から景気を見る

1月4日

スキー、スノボーなどのウィンタースポーツのブームはすでに去り、更に加えて少子化が進む中、縮小再生産モードに陥っているスキー場の経営はどこも大変だと思う。
これから生き残っていくスキー場はそのスキー場が持っている地理的条件の優位性の他、他にはない斬新な経営であらたなお客さんを獲得している所だけになるだろう。私の勤めているスキー場もそうであってほしいと思う。

一昨年のリーマンショックに端を発した金融危機による世界恐慌は、こんな地方のスキー場にも大きな影を落とした。

治部坂スキー場は、静岡や愛知の自動車産業などで雇用されている日系ブラジル人のお客さんが多く来てくれていた。それが、リーマンショックの後の冬はぱったりと来なくなってしまった。その年の秋から自動車の売り上げ不振で派遣切りが横行したが、日系ブラジル人はいち早くその犠牲にされ、スキーどころではなくなってしまったのだろう。

言葉の壁もあってあらたな職を得るのも困難で、泣く泣くブラジルに帰った人も大勢いたり、日本で生まれた子供が日本語しか話せず、ブラジルには帰るに帰れないとかいろいろ報道されて、必要がなくなればゴミのように放り出して、日本はなんて冷たい国なのだろうとほとほと自分の国ながら嫌になってしまったことが思いだされた。

彼らはスキー場の大切なお客さんである。遠くブラジルを離れ、日本の地で安い賃金で働き、休日にスキー場に来て母国にはない雪に触れ、楽しんで帰ってくれる。

陽気で、恐ろしく個人主義の彼らはまわりのことなど関係なしで大騒ぎして、リフトは大混乱に陥る。でも私は彼らが大好きである。言葉はあまり通じないが、彼らとやりとりをしていると何だかとても陽気な気分になる。さすがサンバの国である。

一昨年は彼らが来なかったので、スキー場は静かだった。
そして去シーズンは少しだけ来てくれた。景気がやや回復したのだろう。
今シーズンは、一時期ほどではないが昨シーズンよりは随分多く来てくれようになった。自動車など日系ブラジル人を雇用する産業が持ち直してきたのだろう。

一昨年は、地元の自動車関連産業で働いている若い子が仕事が少なくなってクビにはならなかったものの工場が半休業になり、リフトのアルバイトに来ていた。
今年もその子が来ているのでどうしたときいたら、仕事はあるがまだ残業するほどはなく、休みの日のアルバイトに来ていると言っていた。
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市川勝彦

Author:市川勝彦
長野県阿智村で有機農業をしているオジサンです。長野県有機農研新規就農相談窓口。長野県里親農業者登録。郵政ユニオンOB。体の半分は福島人。今年新たに始めたのは被災地支援米プロジェクトと、原発を止める活動。原発が必要と思う人は、自分の家の隣りの原発が事故を起こしても甘受しますか。農村から都市を包囲せよ!

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